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行政書士資格の難易度は?行政書士業務ってどんなのがある? ザックリと解説していくよ!

 こんにちは、マサレボです。今回は、来年、行政書士試験の受験を考えられている方やいつか受験してみたい、前から興味はあったけど難しいんじゃない?と思っている方行政書士って聞いたことはあるけどよく分からないという方に向けて行政書士業務と資格試験について簡単に解説をしていきます。

まず、行政書士とはどのような業務をするのかというところを簡潔に説明しようと思うのですが、そのまえにひとつ注意点があって、これから受験をお考えの方には重要なことだと思いますので先に説明をしておくことにします。

それは行政書士業務と行政書士試験は別のものであって、あまり結びつきがないという点です。

他の資格試験においては実技(実務)に関する出題がされると思うのですが行政書士試験は一般教養試験ということで行政書士の実技(実務)等に触れる部分が少なく「法律の基礎的な考え」「一般的な知識」を有するかということを求められる試験です。そのため行政書士試験を合格したからといっても実務のスキルも試験勉強によって磨かれているというわけではありません。(ストップ!✋ブラウザバックはしないでね😀)逆をいえば業務には関係がないので勉強した内容を忘れてしまっても大きな問題はないということでもありますのでご安心を。

しかし、行政書士資格を取得することで、さらに難易度が上の資格へのステップアップになったり他資格の受験要件を満たしやすくなったり、行政書士として独立開業もできるので魅力的な資格であることは間違いないと思いますので試験の内容と実務の結びつきの有無で資格の価値は決めないで下さいね😄

行政書士試験の魅力について語っている過去記事も読んでいただけるとより行政書士試験の魅力が伝わりやすいと思います⇊

 

masa-revo.hatenablog.com

 

それでは行政書士の業務についてざっくりと簡単に説明していきます。

行政書士資格を取得し、行政書士登録をすることで5000~10000種類もの書類を書くことができるようになります。そのため「書類マスター」なんて呼び方をされることもあります。なぜこのように扱える書類が多いのかという理由については、許認可申請等にかかる諸々の書類や他の士業(弁護士や税理士等)の独占業務以外の業務を行うことができるので行政書士の業務範囲はかなり広く、そこに付随される書類が数多くあるところから書類マスターといわれます。しかし、行政書士の本分は認可申請のプロフェッショナルであり、各分野の専門性が問われる職業となります。

認可申請とは飲食店などの営業許可、入管申請の許認可(ビザなど)、建設業の許可などがこれにあたります。その他、身近なものでいえば車庫証明や遺言書作成などもできます。

ここであげた業務はほんの一部で、とりあえず業務範囲が広範にわたるということを知っておくとよいと思います。興味のある方は記事の最後に行政書士業務について日本行政書士連合会へのリンクを貼っておきますので目を通してみて下さいね。

 

つづいて行政書士試験の難易度について解説していきたいと思います。

行政書士試験の合格率は約10%前後絶対評価の試験となっていますので合格基準を満たすことで合格となります。

行政書士試験合格基準】

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合格するには 上記3つの合格基準を全て満たす必要あります。

初めて見る方には少し複雑かもしれないので、その場合は試験全体の配点だけに注目しておきましょう!

試験全体としては300点中180点以上をとれればよいので、言い換えると100点満点のテストであれば60点とればよいということです。

こう考えると少し合格できる気がしてきませんか? 前説した通り行政書士試験は法律の基本的な部分を問われる教養試験ですから法律自体のレベルが一般的にみて高くても勉強すれば合格に手が届きます。試験範囲としては得意不得意などあるかと思いますが、不得意の部分を逃したとしても他の部分でのリカバリーも十分可能な試験ですし、思い立ったら、とりあえずチャレンジしてみることをオススメします。

特に法令等科目において多くの問題が出題される行政法に重点を置いて勉強することが重要であり得点につながります。

この難易度の試験で独立開業できる点はかなり魅力的ですし、法律関係の資格の中でも法律初学者の方でも勉強に取り組みやすい資格試験だと思います。マサレボは高卒で底辺高在学でしたが8ヶ月で奇跡的に合格できた試験ですし、やってやれないことはない!と少し自信につながりました。

もう少し言わせていただくと自分に自信が持てていない方仕事関係で悩んだり迷ったりされている方行政書士資格を取得することで一定の自信や安心感は持てるようになるのではないかと思います。

簡単な試験なんてことは言いませんが、やりがいもありますし合格できたときの達成感は何物にも代えがたい経験になると思います。行政書士業務も広範にわたり、その中から自分がしたいと思うものを選択することもできますから自由度も高い資格です。ぜひチャレンジしてみて下さいね。

また、 記事をお読みになって、行政書士について少しでも興味をもっていただけると嬉しいです。

 行政書士業務についてのリンクはこちらから⇊

日本行政書士連合会