マサレボの気まぐれ(●'◡'●)

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たったこれだけで集中力アップ? すぐにできる勉強の質を上げる方法⁉ 

 こんにちは、マサレボです。今回は勉強に役立つ、すぐにできて簡単に集中力を上げる方法を紹介しようと思います。普段の勉強で使用している道具を少し変更するだけですので難しいことではありません。その方法を紹介する前に色彩心理学について簡単に説明します。

 

 ◆色彩心理学ってなに?

みなさんは、勉強をする際にテキストの重要な箇所にアンダーラインを引いたり、普段は黒字で書くけど大事な部分や覚えなければならない部分は黒色から他の色に変更して書いたり重要部分をなぞったりして勉強をすることが多いと思います。

このようなラインマーカーも勉強の質や効率を上げるスタディハックといえるのでしょうが、一般的に重要な部分や大事な箇所にはなぜ赤色を使用することが多いのでしょうか?子供のころに重要部分は赤字を使用するということを教わると、「なぜ赤色を使用するのか?」も気にしないのではないでしょうか?

では、なぜ赤色を使用するのかついてですが色彩心理学をもとに考えてみましょう。 

赤色は原色(他の色をだす元となる色)の中でも強調や主張が強く注目や関心を集めやすい効果があります。他と区別することでより記憶に残るようにしたり、熱さを感じたりします。これは赤という色の持つ力ですね。だから重要な箇所には大事なことが書いてあるから注目してもらえるように赤色が使用されているのでしょう。

このように色のイメージやその色を見てどう感じるか、どんな効果があるのか?ということを研究したものが色彩心理学というらしいです。

 

◆色が持つ力はあなどれない! 

 

勉強する場合によく使用される4色にはどのような効果があるのか色別にまとまてみました。

 

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【代表的な色が持つ力】

・ 赤色は居酒屋や飲食店等の看板で使用される頻度が高く、お客となりそうな人の注意を引きやすいのでお店に呼び込みやすいという効果があります。

・青色は集中力を高めるとあるように、サッカーの日本代表のユニフォームは青が基調になっていたりするのも試合において集中力を高め、仲間を認識しやすくなるというような効果があると考えられます。

・黄色は危険を知らせる道路標示などで多く使用され、黄色地で夜間でも明るく見易い、赤色や白色などとも相性がよく、目を引くことができるので注意が向きやすいというような工夫がされています。

・緑色は自然の色ですからリラックス効果や穏やかにさせてくれる効果があるのも納得です。野菜なども緑色のものが多く、体によさそうなイメージがあります。

 

このように日常の何気なく目にしているものにも色々な理由があってその色が用いられていることが多いです。

 

◆実践してみよう!

先ほど紹介した色のうち特にの3色に関しては勉強の質に影響する効果が含まれていることが分かると思います。 

色が持つ効果に習うと黄色には集中力の発揮や記憶力の向上など勉強するにはもってこいというような効果があるのですが、普段黒字で書いているところを黄色に変更してもノートなどの白地では見ずらいですし、黒地に黄色字を使用して勉強すると目がチカチカしてきそうで集中するどころではなさそうです。

かといって赤字をメインに使用しても目を引きすぎて集中力が削がれそうです。赤い下敷きなどで回答を隠す勉強法にはよいのですが・・・💦

緑色については実際に試したわけではないので分かりませんがリラックス、緊張緩和などの効果がありますが、勉強には「これ!」というような効果がないようにみえます。

運動や格闘技などをする場合には緊張状態よりもリラックス状態の方がポテンシャルを発揮できるということはよく聞きますが試験勉強の場合はリラックス状態よりも緊張感のある方が集中できるのではないでしょうか。

 

 最後は青色ですがマサレボが実践していることは、この色が関係しています。 

マサレボは行政書士試験の勉強を始めるまでは高校の授業などでノートに板書をするときは主に黒字を使用していましたが、大人になって育ちに育ったおじさんが何を土地狂ったか行政書士試験の勉強を始めようとしたときに「高卒でろくに勉強してないのに行き当たりばったりのやり方じゃ合格できないよなぁ」と思い悩んだときに「これからしないとダメだ!」と思ったのが、勉強そのものの質を上げることだったのです。

行政書士試験の勉強をするには試験勉強自体を効率よくすることも不可欠なことですが、それ以前にどんな勉強をするにしても『勉強そのものの質を上げる』ことが合格するために必要なことでもあると考えました。

このときはまだ国家資格というものの勉強のレベルも知らない、どんな国家資格があるのかも分っていない状態ではありましたが、決して簡単に合格できる試験ではないことは理解していました。

そこで勉強の質を上げる方法について調べたところ、勉強でもよく使用される黒色には集中力を減退させる効果や他の色を引き立てる効果があるということを知りました。

この効果についての実例で野球やサッカーの試合などで審判の服装は黒が基調となっていることが多かったり、それ以外でもあまり目立たない地味な服装であることがほとんどだと思います。

これは選手が審判に気をとられにくくしたり、審判より味方や敵選手のユニフォーム(チームのカラー)を引き立たせ注目させやすくする効果があるということから審判は目立ちにくい地味な服装になっているそうです。

確かに審判がド派手な格好でフィールドにいられると嫌でも目が行ってしまい試合どころではなくなりますよね。

そこからさらに調べて、すぐにできて簡単に勉強の質を上げられる方法が青色のペンを使うということだったのです。

どれほど効果があるのかというと集中力が上がり記憶する効率が約10%(1割)ほども上昇するということでした。「ホントに10%も上がるの?」という疑問はあると思います。ですが、10%の効果はなくても、たった1%でも効果があれば実践するべきだと思いました。

当時はその効果がホントなのかウソなのかということではなく、効果があってもなくてもいいからとりあえずやってみることが大事だと思っていたのですぐに青インクのボールペンを購入し、それからずっと勉強をするときには青いボールペンを使用しています。

実践してみた結果としては黒字で過去問を勉強した場合と青字で過去問を勉強した場合とで比較すると青色を使用したときの方が調子がいいように感じました。まあ、個人差やマサレボが青色が好きということもあるかもしれませんが効果がないということはなさそうです。行政書士試験もワンパスできましたし勉強には縁起もののペンになりました。

はじめは青字に違和感を感じるかもしれませんが、すぐに慣れますし色彩心理学に基づいて考えると勉強の効率が上がることも頷けます。ムリして使用する必要はありませんが簡単にできることだと思いますので、ぜひ実践してみて下さい。

色彩心理学や色の持つ効果を知っておくことで日常での気づきが多くなり、今まで気にしていなかったことに気づくことで試験勉強以外でも知識が膨らみます。試験勉強以外でも役に立つことがあるかもしれませんし、考える視点が増えることにもなるので色々な勉強にも応用できると思います。