令和2年度行政書士試験直前期 やるべきことは決まってる!!
こんにちは、マサレボです。
令和2年度行政書士試験の日が迫っていますね。まさに受験生の方にとってはクライマックスの時期であり「今年絶対に合格してやる!」という気持ちで試験に臨む方にとっては他に何も考える余裕もないことと思います。
マサレボもこの時期は試験以外のことは考えずに(考える余裕は全くありませんでした😅)仕事も最低限度に抑え、勉強で記憶したことが上書きされないように注意していました。
そしてこの時期にやるべき勉強は「過去問対策」の一択のみといっても過言ではないと思っています!
直前期に新しい記憶を取り入れようとする行為は、既存の記憶領域を侵し記憶の混乱や上書きによって日々蓄えてきた知識が崩れやすくなります。試験直前の今は、分からないところを理解して知識、記憶とするのではなく、この時期までに覚えた知識の確認をすることが最も重要であると考えます。
人の記憶力はかくもいい加減なもので、自分自身ではこのくらいのこと覚えられると思っていても、覚えていられるのは覚える行為をした直近程度のもので、3日ほど復習せず時間が過ぎると内容としては7~8割程度しか思い出せない場合が多いでしょう。
行政書士試験の問題はその残りの2~3割の部分をうまくついてくる設問が多く、もう少しちゃんと覚えておけばよかった、基礎部分の勉強に時間を割くべきだったと痛感させられました。
そのようにあいまいな知識のまま試験問題を解こうとしても設問が何について聞いているのか分からないということが起こり得ます。それでは覚えようとした時間が無駄になりかねませんし、過去問に時間を割いた方が合格率が上がります。
行政書士試験は過去問をそのまま出すことはほとんどないと思って下さい。
この試験が求めているのは応用力であり、だからこそ基本部分が最も重要なのです。
逆をいえば、基本・基礎が確立されていれば解ける問題が多いということです。
応用をするには基本や基礎の基盤が確立されていなければ難しいもので、これが分かっていないばかりに問題ひとつに時間がかかり過ぎたなんてことは十分に起こり得ます。試験全体の点数に響いてくることもあります。
ですのでこの時期に新しい知識を身に着けることは控え、基本や基礎が自分の中で確立されているかを確認するために過去問をひたすら何順も繰り返し解きましょう!(多くの受験生がしていると思います)
行政書士試験はSNSなどでは法律系の資格としては底辺といわれ、試験も簡単だという方もおられるのは事実です。ですが国家資格の合格率10%は決してあまい壁ではありませんし、短期合格を目指すのであればなおさらです。